市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(寄り付き)=米株急反発受けて買い優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比91円高の1万6764円と反発。

 前日は米国株市場でのNYダウ急落を受けて日経平均は約300円の下落をみせたが、きょうは押し目買いが優勢となっている。ここにきて米国の9月利上げの可能性を巡る思惑が錯綜するなか株価も一喜一憂の不安定な展開となっている。ボストン連銀総裁のタカ派的発言で週明けに急落したNYダウは、前日に239ドル高と急反発。ブレイナードFRB理事が12日の講演で早期利上げに慎重なコメントを示したことが買い戻しの手掛かりとなった。東京市場でもリスクオフの巻き戻しで主力株中心に買い直される展開にある。ただし、今度は日米金利差拡大思惑が後退したことで為替が円高方向に傾いており、市場エネルギーが低調ななかで上値を買う動きは限定的となる可能性もある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、倉庫、証券を除きほぼ全面高。値上がり上位に鉱業、鉄鋼、空運、食料品、その他製品など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均