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【市況】アップル×ポケモン=ポケモノミクス再燃/オープニングコメント

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 8日の日本株市場はこう着感の強い相場展開のなか、個別材料株に短期資金が集中する相場展開になりそうだ。7日の米国市場はまちまちの展開だった。地区連銀経済報告(ベージュブック)では大半の地区で緩やかなペースで経済が拡大したものの、大統領選挙が一部企業の経済活動に影響を与えるとの認識が示された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の16970円、円相場は1ドル101円65銭辺りで推移している。

 この流れを受けて、景気敏感株等は売りが先行する格好となり、日経平均は17000円を挟んでのこう着といったところであろう。調整局面では日銀のETF買入れへの思惑から売り込む流れにはなりづらく、また、明日のメジャーSQを前に積極的な売買は手控えられることになりそうだ。

 そのなかで、物色意欲旺盛の個人マネーは材料株やテーマ株物色に向かうことになろう。投資家の関心が集まるところでは、任天堂<7974>になる。米アップルは7日、恒例のスペシャルイベントを開催。「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」「Apple Watch Series 2」、左右も独立した完全ワイヤレスイヤホン 「AirPod」等を発表。

 また、任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」の新作ゲーム「スーパーマリオラン」の提供を開始すると明らかにした。さらにポケモンGOが 「Apple Watch」に対応。任天堂を中心にポケモノミクス関連に波及することになる。
《AK》

 提供:フィスコ

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