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【市況】個別銘柄戦略:自動車など輸出関連やテーマ物色の動き注目


為替の円安をストレートに好感する動きが先行しよう。ただ、その後は引き続き資金流入が限定的となり、様子見ムードが広がる可能性がある。雇用統計通過、レーバーデー明けで、来週以降は市場の方向感が生じてくる可能性も高く、現段階で積極的なポジションを取りに行く動きは限定的となりそうだ。全般的には自動車株を中心とした輸出関連株が優位の展開となろう。一部で新規カバレッジの動きが観測されている食品セクターのリバウンドなどにも注目。一方、商品市況の下落で資源関連株などは上値が重くなりそうだ。物色テーマとしては有機EL関連、製造装置のほか部材メーカーなどにも資金の矛先が向かおう。アップルの製品発表会を控えていることも思惑につながる公算。また、ZMPフォーラムが開催される。自動運転関連などにも関心が向かう余地はあろう。

《KS》

 提供:フィスコ

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