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【市況】9日の株式相場見通し=急騰の反動もあり一服商状に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京株式市場は、きのうの日経平均株価急上昇の反動もあり、利益確定の売りが先行して一服商状となりそうだ。ただ、外国為替市場で円安・ドル高推移が継続すれば、買い優勢の展開となる可能性もある。9日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=102円30銭台での推移となっている。

 8日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比14.24ドル安の1万8529.29ドルと小幅反落した。ブリストル・マイヤーズスクイブをはじめとした医薬品株や、米小売り最大手のウォルマート・ストアーズなど個別銘柄の大幅安がNYダウ平均株価を押し下げた。ナスダック総合株価指数は、前週末比7.980ポイント安の5213.141と反落した。

 日程面では、7月のマネーストック、6月の産業受注機械統計に注目。海外では、ロシア・トルコ首脳会談、中国7月の消費者物価指数・生産者物価指数が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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