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【市況】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株マニア氏:米雇用統計を受けて流れが変わるか?

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株マニア氏(ブログ「株マニア~素人の投資生活実況中継~」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年8月6日16時に執筆

先週(8月1日~5日)は日銀の追加金融緩和(ETFの買い入れを倍増)を受けての一週間となりましたが、円高に歯止めをかけられず重い展開が続きました。週末、ドル円が一時100円台を付けて、大台の100円割れ目前に迫りましたが、日本時間5日夜のアメリカの雇用統計が事前の市場予想を大きく上回り、とりあえず円高に歯止めをかけた形で一週間が終了しました。

今週(8月8日~12日)は、その歯止めをかけた円高について、流れが変わるかどうかが大きなポイントとなりそうです。イギリスのEU離脱など外部要因が比較的に落ち着いている状況のなか、円高が落ち着けば日本の株価も期待できるため、引き続き為替の動きをにらみながらになりそうです。

また、決算発表の最後のピークの週になります。先週は先ほど話題にしました、日銀の追加金融緩和によって大型株に資金が動いていると言われていますが、その分小型株も好決算が出れば、それをきっかけに大きく上昇する銘柄も出てくることが予想できますので、今週の狙いとしては好決算が期待できる小型株に重点を置いてはいかがでしょうか。

個人的には所有株の決算発表がこの時期に集中するので、大事な一週間になります。

ちなみに最近の原油価格の下落については、下がれば減産などの動きが出ると思われるので、今後さらに大きく下げる可能性は少ないと見ています。

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執筆者名:株マニア
ブログ名:株マニア~素人の投資生活実況中継~

《MT》

 提供:フィスコ

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