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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 東急建設、不二製油G、六甲バタ (5日大引け後 発表分)

東急建設 <日足> 「株探」多機能チャートより

※決算発表の集中期間(7月25日~8月12日)は、『決算特報』を毎日3本配信する予定です。

 1.★本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信
 3.★本日の【イチオシ決算】      <21時>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。

 5日引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 東急建設 <1720>   ★上期経常を一転63%増益・最高益に上方修正
 ◆17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の52億円→85億円に63.5%上方修正。従来の0.1%減益予想から一転して63.2%増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。一部工事の進捗が下期にずれ込み売上は計画を下回るものの、選別受注による工事採算の改善が利益を大きく押し上げる。

 矢作建 <1870>   ★4-6月期(1Q)経常は4.1倍増益
 ◆17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.1倍の28.7億円に急拡大して着地。自社開発のマンション販売などが大きく伸びた不動産部門の営業利益が3.8億円→28.5億円に急拡大したことが寄与。
  上期計画の40億円に対する進捗率は72.0%に達しており、業績上振れが期待される。

 六甲バタ <2266>   ★今期経常を7期ぶり最高益に25%上方修正
 ◆16年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の37.8億円→47.3億円に25.1%上方修正。増益率が24.4%増→55.7%増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。家庭用チーズの販売が好調に推移する中、輸入原料チーズの価格下落や円高による原価低減が利益を押し上げる。
  予想PERが16.8倍→12.9倍に低下し、割安感が強まった。

 不二製油G <2607>   ★4-6月期(1Q)経常は99%増益
 ◆17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比98.6%増の48.3億円に拡大して着地。国内で油脂や製菓・製パン材料の販売が好調だったことが寄与。ブラジルのチョコレート製造会社の買収効果に加え、コスト削減なども大幅増益に貢献した。
  上期計画の60億円に対する進捗率は80.6%に達しており、業績上振れが期待される。

 ホッカンHD <5902>   ★4-6月期(1Q)経常は2.1倍増益
 ◆17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の40.2億円に急拡大して着地。四半期ベースの過去最高益を20四半期ぶりに更新した。主力のコーヒー用スチール缶や食品用ペットボトルの販売が好調だったことが寄与。缶飲料向け、ペットボトル飲料向けともに受注が伸びた充填事業も増益に大きく貢献した。
  上期計画の57億円に対する進捗率は70.6%に達しており、業績上振れが期待される。
  同時に、7.55%を上限とする自社株買いを発表。株主還元の拡充を好感する買いが期待される。

 レック <7874>   ★今期経常を2.1倍増益に29%上方修正
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の10.9億円→14.1億円に29.4%上方修正。増益率が58.7%増→2.1倍に拡大する見通しとなった。主力の清掃用品を中心にキャラクター製品やアイディア製品の販売が好調に推移する中、グループ工場の生産性向上や原価低減で採算が大きく改善する。

 モスフード <8153>   ★4-6月期(1Q)経常は6.8倍増益
 ◆17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比6.8倍の11.5億円に急拡大して着地。昨年5月の価格改定による客単価上昇やセットメニューの拡充などが奏功し、既存店売上高が前年同期を上回ったことが寄与。原価低減や販管費の抑制も利益拡大に大きく貢献した。
  上期計画の17億円に対する進捗率は68.0%に達しており、業績上振れが期待される。

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