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【通貨】来週の為替相場見通し=米小売売上高などに注目

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、今晩発表の米7月雇用統計に左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=99円50~102円50銭。

 この週は、原油安や欧州銀行株安などでのリスクオフ姿勢からドル売り・円買い姿勢が強まり、100円後半まで円高が進行した。当面の焦点は、米国の金融政策で利上げの時期などに関心が集中している。その意味で、今晩の雇用統計からは目が離せず、弱めの結果となれば米利上げ観測の後退から100円ラインの攻防となる可能性もある。来週は、夏休みをとる市場関係者も多く、薄商いのなか値の荒い展開となる場面も予想される。8日に中国貿易収支、9日に中国消費者物価指数、10日に日本の6月機械受注の発表がある。特に、12日の米7月小売売上高は市場の注目を集めそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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