【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … クルーズ、トランスＧ、シンバイオ　(8月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の8月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アイビー <4918>
　17年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→18.5億円(前期は6.2億円)に8.8％上方修正し、増益率が2.7倍→3.0倍に拡大し、従来の15期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　ＭＣＪ <6670>
　17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比82.3％増の21.1億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の25.3億円に対する進捗率は83.3％に達し、5年平均の62.3％も上回った。

★No.3　クルーズ <2138>
　17年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の7.8億円に急拡大した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4918> アイビー 　　　ＪＱ 　 +17.42 　　8/ 4　　　1Q　　　　赤拡
<6670> ＭＣＪ 　　　　東２ 　 +16.01 　　8/ 4　　　1Q　　　 82.30
<2138> クルーズ 　　　ＪＱ 　 +14.93 　　8/ 4　　　1Q　　　374.70
<6088> シグマクシス 　東Ｍ 　 +10.95 　　8/ 4　　　1Q　　 1800.00
<4582> シンバイオ 　　ＪＱ　　 +7.14 　　8/ 4　　上期　　　　赤拡

<5966> ＫＴＣ 　　　　東２　　 +6.51 　　8/ 4　　　1Q　　　290.79
<4792> 山田コンサル 　ＪＱ　　 +4.16 　　8/ 4　　　1Q　　　 56.80
<8117> 中央自 　　　　東２　　 +3.56 　　8/ 4　　　1Q　　　 29.97
<2905> オーケー食 　　ＪＱ　　 +2.65 　　8/ 4　　　1Q　　　 44.23
<7643> ダイイチ 　　　ＪＱ　　 +2.15 　　8/ 4　　　3Q　　　 33.92

<2370> メディネット 　東Ｍ　　 +1.52 　　8/ 4　　　3Q　　　　赤拡
<7021> ニッチツ 　　　東２　　 +1.22 　　8/ 4　　　1Q　　　 48.09
<3800> ユニリタ 　　　ＪＱ　　 +1.11 　　8/ 4　　　1Q　　　 35.05
<4570> 免疫生物研 　　ＪＱ　　 +0.82 　　8/ 4　　　1Q　　　　赤拡
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 +0.61 　　8/ 4　　　1Q　　　 11.71

<2342> トランスＧ 　　東Ｍ　　 +0.49 　　8/ 4　　　1Q　　　　赤縮
<4342> セコム上信越 　東２　　 +0.30 　　8/ 4　　　1Q　　　　0.50
<3803> イメージ情報 　ＪＱ　　 +0.29 　　8/ 4　　　1Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース