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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】生活・小沢氏:既に為替は再び100円/ドル台

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

生活・小沢氏(事務所)は「まず年金の巨額損失の問題。ついに参院選が終わるまで隠し続けた。最悪最低の許されざる行為である。既に為替は再び100円/ドル台。このところ乱高下に拍車がかかっている。すべて金融政策を人気取りのおもちゃにした安倍政権の責任である。巨額の年金損失について、いつまで沈黙を続けるつもりか。」とツイート
(8/3)。


3日の東京市場で日経平均株価は308.34円安の16083.11円で引けた。ドル・円は2日の欧米市場で一時100円68銭まで下落、3日の東京市場でも100円75銭まで下げる場面があった。日本銀行は9月の金融政策決定会合で「総括的な検証」を行う予定だ。黒田日銀総裁は2日、「デフレ脱却に政府と連携して向かうことを再確認した」、「総括的検証は物価目標の早期達成に必要な手段を明らかにする」、「緩和縮小のようなことにはならない」との見解を表明した。

金融緩和策の縮小を否定したことで投資家の不安は多少緩和されたもようだ。市場参加者の間では、「政府が閣議決定した事業規模28.1兆円の経済対策の効果を最大限に高めるためには、長期金利の低位安定が必要不可欠」との声が聞かれている。長期金利が上昇を続けた場合、株安・円高につながる可能性があることから、日銀の対応が注目される。

《MK》

 提供:フィスコ

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