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【市況】NY原油:反落で40.06ドル、需給バランスが嫌気されて一時40ドル割れの場面も


NY原油は反落(NYMEX原油9月限終値:40.06↓1.54)。夏のドライブシーズンが終盤に差し掛かっているにもかかわらず、米国での需給バランスの緩みが一向に解消されないことから、売り優勢の展開となった。また、サウジアラビアの国営石油会社が、アジア向けの石油販売価格を引き下げたと伝わったことも売り材料視された。3時11分には1バレル39.82ドルと、4月以来となる40ドル割れも見られた。


日足チャートでは、200日移動平均線レベルでの攻防を迎えている。調整局面入りとなっているが、この水準で下げ止まらなければ、下げ幅を拡大する可能性もある。

《MT》

 提供:フィスコ

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