【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 日電産、東京製鉄、富士通ゼ　(7月22日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月21日から22日の決算発表を経て25日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　モバファク <3912>
　16年12月期の連結経常利益を従来予想の4.6億円→5.2億円(前期は3億円)に13.3％上方修正し、増益率が50.8％増→70.8％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　東京製鉄 <5423>
　17年3月期の連結経常利益を従来予想の90億円→95億円(前期は180億円)に5.6％上方修正し、減益率が50.1％減→47.3％減に縮小する見通しとなった。

★No.4　富士通ゼ <6755>
　17年3月期の連結営業利益を従来予想の220億円→240億円(前期は275億円)に9.1％上方修正し、減益率が20.1％減→12.8％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3912> モバファク 　　東Ｍ 　 +24.80 　　7/22　　上期　　　134.38
<5423> 東京製鉄 　　　東１　　 +2.98 　　7/22　　　1Q　　　-40.44
<6594> 日電産 　　　　東１　　 +2.68 　　7/22　　　1Q　　　 -7.88
<6755> 富士通ゼ 　　　東１　　 +2.25 　　7/22　　　1Q　　　-22.66
<8566> リコーリース 　東１　　 +1.63 　　7/22　　　1Q　　　　6.24

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした25日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース