【通貨】外為サマリー:1ドル106円70銭台へ上昇、買い優勢で上値探る展開
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
前週末22日の海外市場では、日銀の追加緩和期待と米経済指標の改善による年内利上げ観測が再燃していることから、ドル買いが優勢となり一時106円40銭に上昇した。
週明け25日の東京市場も堅調な展開。日経平均株価が上昇するなか、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となっている。28日~29日にかけて日銀金融政策決定会合が予定されているほか、米国ではNYダウなどが最高値圏にある。ただ、107円に接近すると上値は重くなっており、106円後半での利益確定売りをどうこなすかが焦点となっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0958ドル前後と前週末に比べ0.0060ドル強のユーロ安。対円では1ユーロ=116円79銭前後と同20銭前後のユーロ安・円高で推移している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)