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【材料】マツダが大幅高、円安好感と欧州新車販売好調で1カ月ぶり1600円台回復

マツダ <日足> 「株探」多機能チャートより
 マツダ<7261>が大幅高で一時9%を超える上昇で1カ月ぶりに1600円台を回復した。同社は為替感応度の高い自動車セクターでも欧州向け売上比率の高さが特長だ。英国EU離脱決定に絡むポンド安およびユーロ安の流れを受け、輸出採算悪化懸念から株価は6月下旬を境に急落したが、7月相場では急反騰態勢に転じている。

 足もと為替相場は対ドルで106円台前半、対ユーロで116円台後半まで円安方向に触れており、これが追い風材料となっている。また、23日付の日本経済新聞が同社の16年4~6月期営業利益について「前年同期比6%減の500億円前後だったようだ」と報じ、急速な円高進行は重荷となったものの「欧州で新車販売が好調なうえ、減価低減効果で減益幅は限られた」と伝えたことが買い戻しを加速させる背景となった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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