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【材料】アートグリーン---16年10月期は増収増益を見込む、法人向け贈答用胡蝶蘭が好調。


アートグリーン<3419>は、胡蝶蘭を中心とした生花の卸売業が主力業務。生産、卸売、小売販売のワンストップサービスが強み。法人向け贈答用胡蝶蘭の「フラワービジネス支援事業」、胡蝶蘭生産農家への種苗販売の「ナーセリー支援事業」、葬祭用切花卸売りの「フューネラル事業」の3部門からなる。

16年10月期は売上高が前期比4.4%増の17.60億円、営業利益が同27.7%増の0.75億円、純利益が同4.1%増の0.47億円を計画。高価格帯製品の生産及び新規取引先獲得等に注力。6月7日に発表した第2四半期決算は売上高が8.69億円、営業利益が0.28億円、純利益が0.09億円で着地。企業の贈答用が好調も、ブライダル関連の販売が計画を下回ったほか、提携農園の品質改善の遅れなどにより、期初予想には届かず。

同社の中長期的な経営目標は顧客満足度を継続的に高めていくこと。提携農園の生産育成指導の強化とともに、上場企業並びに大手企業の関連会社への企業グループ全体の経営効率化を図る提案等により、新規法人顧客との取引拡大を図る。拡大しているブライダルサービス会社からの生花装飾等の受注も強化。

《TN》

 提供:フィスコ

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