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【市況】国内大手証券、リース、カード・消費者金融は総じて過去3期平均並みの進捗率となった可能性が高いと予想

 国内大手証券のノンバンクマンスリーのリポートでは、ノンバンク各社の収益は、保険契約や営業資産といったストック収入がベースとなるため、相対的にトップラインのブレは小さいと指摘。ただ、責任準備金繰入や貸倒引当金繰入など、実際には外部から予想が困難な費用項目が利益の変動要因となるため、事前の正確な利益予想は難しいと解説。

 それでも、リース、カード・消費者金融では、マイナス金利政策導入による資金調達コストの低下が、会社想定より進捗している可能性があると指摘。第1四半期決算では顕著にならないものの、通期決算にはポジティブに作用すると予想し、国内企業倒産件数などが低位で推移したことから、貸倒コストは低位に留まり、総じて過去3期平均並みの進捗率となった可能性が高いと予想している。
《MK》

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