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2016年07月20日15時29分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):LINE、東エレク、ソフトバンク、任天堂

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■GMO-CH <7177>  714円  +15 円 (+2.2%)  本日終値
 GMOクリックホールディングス<7177>が続伸。19日引け後、17年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算速報値を発表した。営業収益は前年同期比0.4%減の78億800万円、営業利益は同9.3%増の33億7100万円、純利益は同24.8%増の22億7200万円となった。利益面での好調さが素直に好感されている。なお、正式な決算数値は7月25日に発表する予定としている。

■LINE <3938>  4,075円  +85 円 (+2.1%)  本日終値
 LINE<3938>は安寄り後、反発。前日のニューヨーク市場では前日比4.12ドル安の36.53ドル(約3879円、1ドル=106.20ドル換算)と下落した。この日の東京市場では一時3890円まで売られ安寄りしたが、4000円割れの水準には買いが流入し、4100円台まで上昇している。東証市場ではこの日が上場3日目となる。初値の4900円や上場初日の5000円高値を下回っており、上値では戻り売りが出てくることも警戒されている。

■光通信 <9435>  8,540円  +160 円 (+1.9%)  本日終値
 光通信<9435>が小幅続伸。国内大手証券では、総務省通信政策の影響で携帯端末の実質店頭価格が上昇、携帯販売台数は減少が続くと指摘。個人や法人向けの携帯端末販売事業の利益は伸び悩むものの、携帯コンテンツ、ウォーターサーバー事業、業種別ソリューションが全社利益を支えるとみて、レーティング「ニュートラル」、目標株価9200円を継続している。

■大京 <8840>  165円  +3 円 (+1.9%)  本日終値
 大京<8840>が値運びこそ小刻みながら着実に上値を指向、7日続伸と底入れが鮮明だ。「ライオンズマンション」ブランドで展開するマンション最大手。マンションの販売戸数は減少しているものの、単価上昇の恩恵とリノベーションマンションの好調で業績拡大基調を維持している。29日の日銀の金融政策決定会合では追加緩和期待が高まっており、有利子負担の軽減や資金調達コストの低下が同社にとって追い風となることから、緩和トレード対象としても注目されている。

■富士通ゼネラル <6755>  2,340円  +17 円 (+0.7%)  本日終値
 SMBC日興がリリースした民生用エレクトロニクスセクターのリポートによると、円高影響は、銘柄ごとに跛行色があるものの、円高がメリットとなる銘柄は富士通ゼネラル<6755>と紹介。円高デメリットは、カシオ計算機<6952>/ヤマハ<7951>が相対的に大きく、相対的に小さいのがソニー<6758>/パナソニック<6752>と解説。ただ、株式市場は既に為替変動影響の単純試算部分は織込済と考えられることから、今後は4~6月期決算発表が近づく中で、再びファンダメンタルズが注目される局面を迎えるとみて、その意味では、会社計画で上方修正の可能性がある富士通ゼネラル、第1四半期で年間営業利益の進捗率が高いと考えられるパナソニックなどが注目されるとの見解を示している。業種格付けは「中立」を継続している。

■東京エレクトロン <8035>  9,247円  +63 円 (+0.7%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>が連日で年初来高値を更新。ゴールドマン・サックス証券では、同社の今期業績や半導体製造装置市場に対する前向きな見解は不変としながらも、現状の株価は3D‐NANDを中心とした16年の投資増加を織り込んだ水準と指摘。レーティングを「買い」から「中立」に引き下げ、目標株価は8400円から9500円に引き上げている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,409円  +22 円 (+0.4%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>は全般軟調相場のなかで底堅さをみせた。18日に英国の半導体設計大手アーム・ホールディングスを買収することを発表したが、これを受けた前日の株価は、借金をテコに貪欲に成長を追い求めるレバレッジ経営に対する警戒感から売り優勢の流れを形成した。しかし、市場では孫正義社長の主張するパラダイムシフトを先取りするかたちでのIoT(モノのインターネット化)分野の深耕と需要の獲得に対する経営ビジョンを評価する動きもあり、時価近辺は強弱感が対立するなかやや押し目買いが優勢となっている。2013年に子会社化した米国携帯大手スプリント社の再建では苦戦しているものの、今回の巨額買収は時代の先端を捉えることに長じたソフトバンクに新たな可能性を見いだすことにもつながり、中期的には業容拡大を再評価する流れも出そうだ。

■JT <2914>  4,234円  +5 円 (+0.1%)  本日終値
 JT<2914>が4日ぶりに小反発。ドイツ証券がリポートをリリース。それによると、同社の6月の国内たばこ売上高は526億円(前年同月比0.2%増)と概ね横ばいだったと紹介。同社の6月の市場シェアは前月の60.5%、前年同期の60.2%から60.7%に上昇、正味の平均販売価格は1箱119.8円に改善し、前年同月比5.9%の堅調な伸びを示したと分析。また、同社の16年12月期第2四半期の国内たばこ売上高は前年同期比2.8%減の1522億円で、同証券予想の1463億円を上回ったほか、販売数量は値上げ(メビウス)後の影響が4月に想定していた以上に深刻であったことから、同証券予想を下回る427億本(同10.0%減)となったものの、市場シェアが59.7%に急回復し、正味の平均販売価格も同5.6%の堅調な伸びを示したことで販売数量へのマイナス影響が相殺され、国内売上高は同証券予想を上回ったと解説。レーティング「バイ」、目標株価5000円を継続している。

■任天堂 <7974>  27,765円  -4,005 円 (-12.6%)  本日終値  東証1部 下落率トップ
 任天堂<7974>は4日ぶりに大きく売りが先行。スマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」が米国で空前の大ヒットを飛ばし、株価はわずか8日間で2.2倍と急騰、時価総額で4兆5000億円に達し一気にソニー<6758>などを抜き去った。しかし、値運びの速さに過熱感も意識されており、きょう20日にポケモンGOの日本での配信が開始されるとの観測が浮上するなか、いったん利益を確定しようとする動きが優勢となっている。

株探ニュース

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