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【市況】米系大手証券、ドル円は前回高値の106円88銭を超えられずに反落に転じる可能性が高い

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより
 JPモルガン証券の為替リポートでは、足許の円安は短期筋による円ロングの巻き戻しが主導しているとみているものの、ヘリコプターマネー政策に関する一連の報道を受け、政策に対する期待からの円売りも一定程度出ている模様と指摘。政策に対する期待からの円売りは、遅くとも今月末の日銀決定会合後までに巻き戻される可能性が高いと考え、ドル円は前回高値の106円88銭を超えられずに反落に転じる可能性が高いと解説。

 米10年債が1.6%まで上昇し、日本の10年債金利が横ばいと仮定すると、日米10年金利差と整合的なドル円水準は106円98銭になると試算している。
《MK》

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