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【市況】14日の株式相場見通し=買い一巡後は高値警戒感から次第に売り優勢に

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場は、前日の米株式市場でのNYダウ平均株価上昇を好感して買い優勢でスタートする可能性が高いものの、今週に入ってきょうまでの3日続伸で日経平均株価が合計1124円と短期間に急上昇していることから、高値警戒感により次第に売り優勢となりそうだ。14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=104円10銭台での推移となっている。

 13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比24.45ドル高の1万8372.12ドルと4日続伸し、連日の過去最高値更新となった。本格化している米主要企業の4~6月期の決算について、業績の不透明感がやわらいだとの受け止めが広がり買いが継続した。ただ、このところの急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、買い一巡後は伸び悩んだ。ナスダック総合株価指数は、前日比17.093ポイント安の5005.727と6日ぶりの反落となった。

 日程面では、東京都知事選告示(31日投開票)、6月の新築マンション市場動向に注目。海外では、LINE<3938>が米NY証券取引所に上場、英イングランド銀行(BOE)金融政策委員会、米6月の卸売物価指数が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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