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【市況】11時時点の日経平均は7日ぶり反落、アダストリアやABCマートが下落率上位に

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は15635.96円(前日比139.84円安)で推移している。4日の米国市場は独立記念日の祝日で休場だったが、欧州市場が金融株を中心に下落した流れもあり、日経平均は前日までの上昇に対する利益確定の動きが先行して93円安からスタートした。為替市場で円相場が一時1ドル=102円ちょうど近辺まで円高に振れ、日経平均は15602.73円(同173.07円安)まで下落する場面もあった。ただ、前場はおおむね15600円-15700円レンジでのもみ合いが続いている。

個別では、三井住友<8316>や三菱UFJ<8306>が売られているほか、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ソニー<6758>もさえない。前日に6月度月次データを発表したファーストリテ<9983>は4%安となり指数を下押ししている。良品計画<7453>やマツダ<7261>は3%前後の下落に。また、アダストリア<2685>、UMCエレ<6615>、ABCマート<2670>などが東証1部下落率上位となっている。一方、売買代金上位ではキーエンス<6861>や東芝<6502>が堅調なほか、NEC<6701>が5%近い上昇。前日に決算発表したわらべや<2918>は11%高となっている。また、一部報道やリリースをきっかけにVテク<7717>、日本エンター<4829>が商いを伴って急伸しており、ソフトブレーン<4779>、前沢工<6489>などとともに東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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