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【市況】今週の【特異日&変化日】カレンダー (7月4日-8日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

【前週(6月27日-7月1日)】

 前週は6月28日(火)が7勝3敗のプラスの特異日で、しかも6月16日安値から基本数値9日目の変化日でした。この日は13円高と小幅高にとどまりましたが、その前日357円高、翌日243円高に挟まれる形で、上げ加速のポイントとなった可能性があります。日経平均株価は週初から週末7月1日のプラスの特異日(7勝3敗)まで5日続伸し、週間では730円高と5週ぶりの上昇に転じたのです。

【今週(7月4日-8日)】

 さて、今週は6日(水)から8日(金)まで3日連続でマイナスの特異日が集中します。6日は2勝8敗、7日は3勝7敗、8日は3勝7敗、さらに翌週11日(月)の2勝8敗を含めると4日連続でのマイナス特異日となります。前週5日続伸の騰勢を引き継いで、このマイナス特異日の壁を乗り越えられるかが問われる週となりそうです。

 また、5日に5月31日高値から基本数値の26日目、6日に6月24日安値から同じく9日目、8日に6月16日安値から17日目が到来することも気になるところです。

 スケジュール面では、6日に米国貿易収支、7日に景気動向指数、8日にオプションSQ・米国雇用統計と重要イベントが続き、マーケット波乱の種となるかもしれません。

△【特異日 7勝以上 】
  6月28日(火) ○7-●3:
  7月 1日(金) ○7-●3:

▲【 7敗以上 】
  7月 6日(水) ○2-●8:米国貿易収支
  7月 7日(木) ○3-●7:景気動向指数
  7月 8日(金) ○3-●7:オプションSQ、米国雇用統計

※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。


 【一目均衡表:変化日】
 7月 4日 6/16L-6/24L、5/31H-6/16L:新月●
 7月 5日 26(5/31H)
 7月 6日 9(6/24L)
 7月 8日 17(6/16L)

※6月27日の「42(4/25H)」は4月25日高値(H)から基本数値「42」日目の到来を意味する。同日の「12/1H-3/14H」は12月1日高値(H)-3月14日安値H)の日柄を3月14日から取った対等日を示す。

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