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【注目】今週の「妙味株」一本釣り! ─ アウトソーシング

タカラレーベ <日足> 「株探」多機能チャートより

●アウトソーシング <2427>  【目標株価】5500円(1日終値4920円)

「IT系派遣など需要好調」

 アウトソーシングに注目したい。派遣・請負を展開する国内製造系アウトソーシング事業を主力としている。15年12月期の連結純利益は、前の期比38%増の18億1000万円と最高益を更新した。IT系や土木建築系の技術者の派遣・請負が好調だ。また、積極的なM&Aにより海外展開を急拡大させている。

 16年12月期の連結純利益は会社予想の24億円に対して市場には27億円(前期比49%増)前後への増額期待も浮上。来期も2ケタ増益が続きそうだ。株価は5000円台回復からの一段高が見込めそうだ。

●タカラレーベン <8897>  【目標株価】950円(1日終値791円)

「日本初のインフラファンドを上場」

 同社は、積極的に太陽光発電マンションを手掛けるマンションデベロッパー。不動産販売事業では、自社企画ブランド新築マンション「レーベン」シリーズおよび一戸建新築分譲住宅の企画・開発・販売を「一貫体制」で行い、用地取得から販売、入居後の管理サービス、リノベーションや住み替え時の仲介までを手掛けている。

 17年3月期の連結業績予想は、売上高1050億円(前期比37.7%増)、営業利益150億円(同98.3%増)、純利益90億円(同2.1倍)と大幅な増収増益を見込む。地方の中心市街地を主力に、新築マンション事業で前期の1448戸を上回る1600戸の引き渡しを予定するほか、戸建分譲事業では288戸(前期194戸)の引き渡しを計画しており、これらにより業績拡大が見込まれる。

 また、6月2日にはタカラレーベン・インフラ投資法人 <9281> [インフラ]が日本初のインフラファンドとして東証に上場し、注目を集めている。インフラファンドは、投資家から集めた資金を太陽光発電所や空港、道路、港湾などの社会インフラに投資し、そこから得られた資金を投資家に分配するものだ。


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