【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 象印、USEN、夢の街創造 (6月24日~30日発表分)
東証2部指数 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7月1日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 夢の街創造 <2484>
16年8月期の連結経常利益を従来予想の6億5600万円→5億7600万円(前期は5億4100万円)に12.2%下方修正し、増益率が21.3%増→6.5%増に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の3億4300万円→3億5000万円(前期は9600万円)に2.0%上方修正し、増益率が3.6倍→3.6倍に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
▲No.5 USEN <4842>
16年8月期第3四半期累計(15年9月-16年5月)の連結経常利益は前年同期比5.0%減の71.4億円に減ったが、通期計画の87億円に対する進捗率は82.1%に達し、5年平均の77.7%も上回った。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7965> 象印 東2 -17.23 6/28 上期 11.96
<6279> 瑞光 東2 -4.18 6/24 1Q 151.69
<2484> 夢の街創造 JQ -2.17 6/30 3Q 4.67
<9976> セキチュー JQ -1.05 6/28 1Q 6.19
<4842> USEN JQ -0.99 6/30 3Q -4.95
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした7月1日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース