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【特集】日本トリム Research Memo(8):2016年3月期の総還元性向は41.5%

日本トリム <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策

日本トリム<6788>は、株主に対する利益還元を経営の重要課題の1つと認識しており、安定的な配当を継続することを基本とし、当面は連結配当性向30%を目途としている。2016年3月期は、大幅な増収増益を反映して、1株当たり配当金を60円、前期比10円の増配を予定している。3期前の2013年3月期は、2013年10月の1株に対して2株を割り当てた株式分割調整前で普通配当60円、創立30周年記念配当10円、分割調整後はそれぞれ30円と5円になる。普通配当だけを見れば、1株当たり配当金は倍増することになる。当期における配当金の支払見込額504百万円及び自己株式の取得による支出369百万円を合算すると874百万円となり、総還元性向は41.5%となる。2017年3月期は、1株当たり配当金を60円で据え置くことを計画している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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