【材料】メガバンクなど銀行株冴えない、内需の要でも環境は逆風
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
これについて市場では「日銀の追加緩和期待が高まるなか、量的緩和だけではなくマイナス金利政策に対する警戒感が依然として根強い。また、英国のEU離脱で日本の大手企業の設備投資需要が減退する公算が大きく、収益機会が一段と失われる可能性が意識されている」(準大手証券ストラテジスト)と指摘する。さらに、英国のEU離脱は世界トップともいえる金融街ロンドン・シティの立ち位置を確実に減価させる。「日米にとってEUとの窓口だったロンドン・シティの地位低下にどう対応するかなど課題が山積している」(同)という。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)