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【市況】NY原油:続伸で51.23ドル、ナイジェリア、中国、米国絡みの需給思惑で買い優勢


 NY原油は続伸(NYMEX原油7月限終値:51.23↑0.87)。51.34ドルまで上昇した後、いったん50.68ドルまで下落した。前日発表の全米石油協会(API)の週間統計で国内全体の原油在庫が大幅に減少、8日ナイジェリアで武装勢力が新たに油井を攻撃、中国の4月輸入が改善したことを材料に、原油の買いが先行した。



 8日発表の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)では、国内全体とオクラホマ州クッシングの原油在庫が減少。一方、ガソリンと留出油の在庫が増加し、原油の国内生産量(日量)も増加に転じたことで、買いと売りがそれぞれ強まり、上下に振れた。

《KK》

 提供:フィスコ

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