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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 イーレックス、タカラレーベ、ライオン (9日大引け後 発表分)

イーレックス <日足> 「株探」多機能チャートより

※決算発表の集中期間(4月25日~5月16日)は、『決算特報』を毎日3本配信する予定です。
 1.★本日の【サプライズ決算】 速報  <16時>に配信
 2.★本日の【サプライズ決算】 続報  <18時>に配信
 3.★本日の【イチオシ決算】      <21時>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。


 9日引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 イーレックス <9517>   ★今期経常は52%増で2期連続最高益更新へ
 ◆16年3月期の連結経常利益は前の期比42.6%増の16.1億円に伸びて着地。続く17年3月期も前期比51.9%増の24.5億円に拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は企業向け電力販売が伸びるうえ、電力自由化に伴う家庭向け販売も寄与し、46.3%の大幅増収を見込む。
  同時に、19年3月期に経常利益70億円を目標とする中期経営計画を発表。

 ライオン <4912>   ★1-3月期(1Q)経常は2.7倍増益、通期を上方修正
 ◆16年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の61.3億円に急拡大して着地。国内で主力のハミガキや解熱鎮痛薬などの高付加価値品の販売が大きく伸びたことが寄与。原材料価格の低下やコスト削減も大幅増益に貢献した。
  第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の190億円→200億円に5.3%上方修正。増益率が5.0%増→10.5%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 エスケーエレ <6677> [JQ]  ★今期経常を73%上方修正、配当も6円増額
 ◆16年9月期の連結経常利益を従来予想の11億円→19億円に72.7%上方修正。減益率が70.8%減→49.5%減に縮小する見通しとなった。今期業績の上方修正は3月に続き、2回目。中小型液晶パネル向けフォトマスクの高付加価値品の受注が想定以上に伸び、売上構成が良化することが寄与。
  併せて、期末一括配当を従来計画の12円→18円(前期は18円)に大幅増額修正した。業績好調による普通配当3円に加え、設立15周年記念配当3円を上積みする。期末配当利回りが2.54%に上昇し、配当取りを狙う買いが期待される。

 図研 <6947>   ★今期経常は2.1倍増益へ
 ◆16年3月期の連結経常利益は前の期比35.6%減の7.5億円に落ち込んだものの、続く17年3月期は前期比2.1倍の15.5億円に急拡大する見通しとなった。今期はIoTの進展を背景に、主力の電子機器向け設計システムや輸送機器向け配線設計システムの販売が伸びる。製品開発にかかる経費が減少することも大幅増益に貢献する。

 日エスコン <8892> [東証2]  ★1-3月期(1Q)経常は95%増益・上期計画を超過
 ◆16年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比95.3%増の12.3億円に拡大して着地。分譲マンションの販売が順調に進んだうえ、販売用不動産を売却したことが収益拡大につながった。
  上期計画の12億円を既に3.0%上回っており、業績上振れが期待される。

 タカラレーベ <8897>   ★今期経常は2.1倍増で3期ぶり最高益、2円増配へ
 ◆16年3月期の連結経常利益は前の期比21.5%減の67億円に落ち込んだものの、続く17年3月期は前期比2.1倍の139億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力のマンション販売が回復するほか、戸建て住宅の販売も伸び、37.7%の大幅増収を見込む。
  業績拡大に伴い、今期の年間配当は前期比2円増の15円に増配する方針とした。
  同時に、1.81%を上限とする自社株買いを発表。株主還元の拡充を好感する買いが期待される。

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