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【材料】セーレン、国内大手証券は自動車用シート材等の拡販による成長性に変化は無いと判断

セーレン <日足> 「株探」多機能チャートより
 セーレン<3569>が実に6営業日続落し、年初来安値を更新している。

 大和証券はリポートで、同社の16年3月期の営業利益は82億3400万円(前の期比25.4%増)となり、同証券の従来予想の営業利益86億円を下回ったと指摘。予想を下回った主因は、車両内装事業の利益減少で、理由は、メキシコ新工場を加速償却した影響や円高の影響などと推察。一過性の要因が大きく、ネガティブに見る必要はないと解説している。

 同証券は、為替前提見直しやメキシコ新工場の減価償却費増加などを織り込み、17年3月期の営業利益を従来予想の97億円から88億円へ引き下げ。それでも、自動車用シート材等の拡販による成長性に変化は無いと判断し、投資判断は「2」(アウトパフォーム)を継続。目標株価は1530円から1300円へ引き下げている。
《MK》

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