【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 富士フイルム、MrMax、山パン (27日大引け後 発表分)
富士フイルム <日足> 「株探」多機能チャートより
※決算発表の集中期間(4月25日~5月16日)は、『決算特報』を毎日3本配信する予定です。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <21時>に配信
ご注目ください。なお、配信時間は多少前後します。
27日引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
富士フイルム <4901> ★今期税引き前は13%増で16期ぶり最高益、5円増配へ
◆16年3月期の連結税引き前利益は前の期比1.3%減の1945億円で着地。続く17年3月期は前期比13.1%増の2200億円に拡大し、16期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期はアジアやオセアニアで事務機の販売が伸びる主力のドキュメント事業が収益を牽引する。医療関連事業の収益拡大に加え、コスト削減なども増益に貢献する。なお、今期の前提為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=125円。
業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の70円に増配する方針とした。同時に、3.8%を上限とする自社株買いを発表。株主還元の拡充を好感する買いが期待される。
山パン <2212> ★1-3月期(1Q)経常は53%増益で着地
◆16年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比53.2%増の91.5億円に拡大して着地。主力の菓子パン部門で「厳撰100品」を中心とした主力商品や高価格帯商品が伸びたほか、製菓部門でスナック菓子の販売が好調だったことが寄与。
ハウスドゥ <3457> [東証M] ★今期最高益予想を2.3倍増益に47%上乗せ
◆16年6月期の連結経常利益を従来予想の8億円→11.8億円に46.8%上方修正。増益率が56.7%増→2.3倍に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。フランチャイズ加盟店の増加でロイヤリティ収入が大きく伸びることが寄与。不動産の売却益や賃料収入の拡大も利益上振れに貢献する。
アーレスティ <5852> ★前期経常を43%上方修正、配当も2円増額
◆16年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→40億円に42.9%上方修正。増益率が72.6%増→2.5倍に拡大する見通しとなった。北米で自動車向けダイカストの販売が堅調に推移する中、生産性向上や原価低減、経費削減が奏功し、採算が急改善した。
業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の12円→14円(前の期は12円)に増額修正した。
MrMax <8203> ★前期経常を12%上方修正、配当も5円増額
◆16年3月期の経常損益(非連結)を従来予想の12.6億円の黒字→14.1億円の黒字(前の期は7.8億円の赤字)に12.1%上方修正した。暖冬で冬物商品の販売が落ち込み売上は計画を下回ったものの、コスト効率化による人件費や水道光熱費の減少が利益を押し上げた。
業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の5円→10円(前の期は無配)に大幅増額修正した。
株探ニュース