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【特集】ビューティ花壇 Research Memo(10):配当性向30%を基準に前期比2.13円増配の5.68円配当を予想


■株主還元

ビューティ花壇<3041>は、利益配分について「安定した配当の継続的な実行による株主に対する利益還元と内部留保の確保による将来の事業展開や経営環境の急激な変化への対応ができる経営基盤の強化」を基本方針としており、具体的な数値基準として配当性向30% を目安としている。

同社は、上場以来配当を継続しているが、2016年6月期も前期比2.13円増配の年5.68円配(配当性向30%)を予定している。弊社では、今後もシェア拡大や損益改善が進むことにより、利益成長に伴う増配の余地は十分にあるものとみている。

2016年2月12日には、機動的な資本政策の遂行及び株主への一層の利益還元を推進することを目的として自己株取得の発表を行った。2016年2月15日から5月31日までの間に上限200,000株(自己株式を除く発行済株式総数の4.73%)の取得を予定している。

また、個人株主づくりを目的として毎年6月30日現在の100株以上を保有する株主を対象とした株主優待制度も導入している。具体的には、同社グループが運営するWebサイトより胡蝶蘭、観葉植物を購入する際、または楽天市場よりプリザーブドフラワーを購入する際に、所有株数に応じた割引を受けることができる(プリザーブドフラワーは2014年6月期末より追加)。さらに、1単元(100株)以上を保有する株主全員に、熊本県のPRキャラクター「くまモン」をデザインしたオリジナルグッズを贈呈する内容となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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