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【経済】日銀は4月に追加緩和を行う可能性


 大半の市場関係者は、本日開かれる日銀金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を予想していた。結果はその通りになったが、追加緩和の余地は十分あるとの声が利かれている。

 先週11日に発表された1-3月期の法人企業景気予測調査(2月15日時点)では、大企業、中堅企業、中小企業はいずれも「下降」が「上昇」を上回っていた。先行きについては、7-9月期に大企業、中堅企業は「上昇」が「下降」を上回る見通しだが、中小企業は「下降」が「上昇」を上回る状況が続く。

 景気見通しについては、外部環境の変化によって大幅に変わる場合が多いものの、4-6月期まではすべての産業で「下降超」の状況が続く見通しとなっている。市場関係者の間からは「足元の景況感悪化を考慮して日銀は次回(4月27-28日)の金融政策決定会合で何らかの追加緩措置を講じるのではないか?」との声が聞かれている。
《MK》

 提供:フィスコ

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