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【材料】国内大手証券、マイナス金利の影響でゆうちょ銀行の目標株価を引き下げ

 ゆうちょ銀行<7182>が3日続伸。マイナス金利の影響をネガティブに受ける業種として市場では、銀行、生保・損保などが大きく売られていたが買い戻しが入ってきている。

 SMBC日興証券では、ゆうちょ銀行のレーティング「2」を継続したが、目標株価を従来の1945円から1450円に引き下げた。同証券のアナリストは「マイナス金利政策影響を勘案、今後の実質業純を4~12%引き下げ、資金利益大幅減をキャピタルゲインでカバーし、微増益・微増配は継続」とリポートで紹介している。

 15年11月に超大型IPOとして、日本郵政グループ3社が新規上場して以来、多くの投資家・株主に関心の高い銘柄だけに直近の信用買い残が増加している点は、個人投資家の逆張り戦略が効いている格好となっている。
《MK》

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