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【市況】日銀介入思惑も春節明け警戒で売り方優位/オープニングコメント


 12日の日本株市場は波乱含みの相場展開になろう。11日の海外市場では、欧州主要行の業績悪化懸念から欧州株が全面安となったほか、米国では前日のイエレンFRB議長の議会証言を受けて海外経済や米国景気の動向に警戒感が強まった。さらに原油先物相場が26ドル台と一段安となったことから、NYダウは5日続落。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比475円安の15195円となり、これにさや寄せする格好から幅広い銘柄に売りが先行することになろう。

 為替市場では日本の祝日で商いが細る局面での円急騰となり、一時1ドル110円台をつけた。市場では日銀介入への思惑等からやや円安に振れやすいと考えられるが、週末要因のほか、原油相場や来週の春節明けの中国市場の動向への警戒もあり、様子見姿勢の強い相場展開になりそうだ。

 オプションSQとなり、結果的にはSQ値が大きく下がることから、幻のSQ値となる可能性はある。しかし、SQ値を下回る局面をみせてくるようだと、先物主導での売り仕掛け的な流れから、節目の15000円割れが意識されやすいだろう。その他、売り安心感が強い需給状況であり、自律反発も、いったん動きが鈍ると売り仕掛けに向かいやすいだろう。
《AK》

 提供:フィスコ

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