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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】片山議員:9日の国債市場で10年国債の利回りが初めてマイナスとなりました


片山虎之助氏は「9日の国債市場で10年国債の利回りが初めてマイナスとなりました。世界経済の先行きへの不安と日銀のマイナス金利導入が重なり、投資家がより安全を求め株式を売り国債に資金を移行させた結果です。実体経済でも企業業績に影響が出始めており、国民生活への悪影響も避けられないでしょう。」とツイート。(2/10)

日本銀行によるマイナス金利導入に対する評価は芳しくないようだ。市場関係者の間では「マイナス金利を積極的に支持しているのは日銀総裁と副総裁ぐらいではないか?」との声が聞かれている。

当初より、マイナス金利は株高を促す要因にはならないとの見方が多かった。10日午前の日経平均株価は385円安の15699円で引けており、ドル・円相場は114円台後半で推移している。いずれも1月29日にマイナス金利導入が決定された時点の水準を大きく下回っており、株高・円安の期待は完全に打ち砕かれた。国民生活に影響が及ぶことになれば、マイナス金利導入を容認した政府の責任が問われることになる。

《MK》

 提供:フィスコ

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