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【通貨】NY為替:ドル・円は115円14銭、金融市場の信用不安が浮上、リスクオフ継続


 9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円32銭へ下落後、115円39銭まで上昇し115円14銭で引けた。欧州銀行などの信用不安、株安を嫌ったリスク回避の円買い、債券利回りの低下に伴うドル売りが先行。その後、予想を上回った米12月JOLT求人件数や卸売在庫を受けて、ドル買いが優勢になった。資本状況が懸念されていたドイツ銀が優先債を買い戻すことを検討していると英FTが報じ、ドイツ銀行株が下げ止まったため、リスク回避の動きも一段落した。


 ユーロ・ドルは、1.1225ドルから1.1338ドルまで上昇し、1.1292ドルで引けた。ユーロ・円は、128円92銭から130円27銭まで上昇した。


 ポンド・ドルは、1.4379ドルから1.4516ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9796フランから0.9695フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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