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【通貨】あすの為替相場見通し=原油価格を注視、120円ラインがポイントに

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は原油価格やNYダウの動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=119円30~120円50銭。

 この日は原油価格とNYダウの下落を受け、日経平均株価も大幅安。リスクオフ姿勢が高まり119円40銭台までドル安・円高が進む場面があった。ただ、夕方にかけ120円台を回復しており、120円ラインを維持できるかがポイントとなりそうだ。

 今晩はニューヨーク市場で、米1月ADP雇用統計と米1月ISM非製造業景況感指数が発表される。特にADP雇用統計は5日発表の1月雇用統計の前哨戦とも位置付けられ関心は高い。

 さらに、相場全般の動向を左右しそうなのが、原油動向だ。2日のWTI価格は1バレル29.88ドルと再度30ドル台を割り込んだ。原油価格が再び下落基調を強めれば、市場にリスクオフ姿勢が強まるだけに、その動向を市場は注視している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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