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【材料】インヴァスト証券---第3四半期は2ケタの増収増益、海外金融事業は単月黒字化が定着


インヴァスト証券<8709>は29日、2016年3月期第3四半期累計の連結業績を発表した。

営業収益が前年同期比18.7%増の27.82億円、純営業収益が同18.7%増の27.82億円、営業利益が1.70億円(前年同期は3.08億円の損失)、経常利益が1.44億円(同2.84億円の損失)、四半期純利益が同97.1%減の0.09億円となった。市況環境は前年に比べやや低調だったものの、トライオートFX・シストレ24、海外子会社の収益増により増収、営業・経常利益は黒字化した。

セグメント別では、「くりっく365」の提供を行っている取引所FX取引が取引量の減少で伸び悩んだものの、店頭FX取引が「トライオートFX」「シストレ24」の出来高増により増収・黒字化し、全体の収益増に貢献した。また、海外金融事業では年末にかけて単月黒字化が定着してきたほか、その他事業も営業収益・セグメント利益ともに大幅に伸びている。

受入手数料は前年同期比21.5%増の7.13億円。トレーディング損益は同25.1%増の13.8億円と前年同期を上回った。

今後の取り組みとしては、トライオートFXが2月にリニューアルされ機能が向上するほか、16年春には、新しい海外投資サービスとして世界初のETF特化型証拠金取引「トライオートETF」のサービス開始を予定している。

《SF》

 提供:フィスコ

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