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2016年01月18日17時45分

【市況】明日の株式相場見通し=依然として下値不安根強い、中国重要経済指標を注視

 あす(19日)の東京株式市場は、前場に発表される中国の15年10~12月期の国内総生産(GDP)をはじめとする複数の重要経済指標の内容に左右される展開となりそうだ。もし、予想に比べて低調な内容にとどまったと受け止められた場合は、日経平均株価が大幅続落する可能性もある。

 18日の日経平均株価は、昨年8月の“チャイナショック”に連動安してつけた9月29日の取引時間中の安値1万6901円や、終値ベースの昨年来安値1万6795円(1月14日)を下回り、一時、1万6665円まで売り込まれる場面があった。

 市場関係者からは「このきょうの安値を当面の下値メドとする見方はあるものの、原油価格や中国経済への懸念は根強く、ファンダメンタルズよりむしろ需給が優先される地合いのなかでは、依然として下値不安は根強いようだ」としている。

 18日の東京株式市場は、朝方から売り圧力の強い展開で日経平均株価は続急落となり、終値は前週末比191円54銭安の1万6955円57銭と3日続落した。前週末のNYダウ平均株価の大幅反落や、NY原油先物市場の時間外取引で1バレル=28ドル台に下落したことなどから、一時前週末比500円安に迫る下落幅まで売られる場面もあった。

 日程面では、15年の訪日外国人客数、15年の訪日外国人消費額、首都圏新規マンション発売に注目。海外では、中国15年通年・10~12月期のGDP、中国12月の鉱工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資、国際エネルギー機関(IEA)1月の石油市場月報が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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