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【材料】国内大手証券、非鉄セクター全体はやや厳しい業況、チタン2社は下期会社計画の達成が可能

 野村証券の非鉄セクターのリポートでは、10~12月期は金属価格が各社の下期計画以下になったケースが多く、足元で為替が円高で推移している点も下期の業績を考える上でのマイナス要因と指摘。資源・製錬関連以外では、自動車向けのアルミ圧延品や三菱マテリアル<5711>のセメント事業などは堅調とみているものの、資源、製錬関連の苦戦を補うほどではなく、セクター全体としてやや厳しい業況と解説。

 16年3月期下期業績が会社計画に対し未達になるケースも多いと見る中、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>と東邦チタニウム<5727>のチタン2社は、航空機向けを中心に安定した需要増が見込まれるため、下期業績の会社計画の達成が可能と予想している。
《MK》

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