市場ニュース

戻る
 

【市況】売られ過ぎの修正に期待/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 12日のNY市場は上昇。中国株に下げ止まりの兆しが見えたことや、原油相場の売りが一服したことを好感し買いが先行。しかし、原油相場が下落に転じ、一時30ドルを割り込んだことから、エネルギー関連銘柄に売りが広がった。その後は前日終値を挟んでもみ合う展開となったものの、引けにかけて再び上昇に転じた。ダウ平均は117.65ドル高の16516.22、ナスダックは47.93ポイント高の4685.92。シカゴ日経225先物清算値は大阪比300円高の17390円。

 日経平均は、シカゴ先物にさや寄せする格好からの、ギャップ・アップから始まろう。明確な底入れ感は出ていないが、上海指数の3000割れ、原油先物価格の30ドル割れにより、いったんはリバウンドが意識されやすいだろう。買い一巡後はこう着感が強まりやすいと考えられるが、上海指数がリバウンドをみせてくるようだと、買戻しを誘う格好になりそうだ。

 ボリンジャーバンドでは-2σを割り込んでの下げが続いており、売られ過ぎシグナル。昨年9月の17000円割れとのボトム形成も意識されやすいが、まずは売られ過ぎの修正に期待したい。17300-17700円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 17700円-下限 17300円

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均