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【通貨】外為サマリー:1ドル117円80銭前後で推移、中国動向を依然注視

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=117円83銭前後と底堅く推移している。

 8日発表された米12月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比29万2000人増と市場予想(20万人増)を上回った。これを受け、同日のニューヨーク市場で118円80銭までドルが上昇する場面があったが、中国不安やNYダウの下落もあり、買い一巡後は売りが優勢の展開で117円前半まで値を下げた。11日の東京市場は休場だったが早朝のオセアニア市場では116円68銭まで値を下げる場面があった。

 この日の東京市場では117円台後半に値を戻している。ただ依然、中国不安は強く人民元の基準値設定の動きなどが関心を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0852ドル前後、対円では1ユーロ=127円88銭前後で推移している。




出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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