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【市況】【今日の相場見通し】本日の予想レンジ 18,100円~18,500円。 

年明け最初の取引となる米株式市場は、12月の中国製造業購買担当者景況指数(PMI)が市場予想を下回り、中国株が急落したことを懸念し大幅安。シカゴの日経平均先物も大証の終値に比べ(日中比)、95円程度値下がりしていることから、東京市場の朝方も売り先行から、日経平均はマイナス圏での取引開始となりそうだ。
一巡後は、暴落によりサーキットブレイカ―発動となった、上海総合指数の動向が気になることから、取引開始(10:30)までは様子見から方向感の乏しい展開が予想され、その後は中国市場の値動きに一喜一憂する神経質な取引が想定される。

テクニカル的には、一目均衡表の雲の下限に辛うじてサポートされていることから、上海総合指数や為替市場でのドルが反発すれば、日経平均も短期的な割安感からリバウンドが期待出来るだろう。ただ、支持線の75日移動平均線(18,836円前後)を下抜き、直近安値(18,562円)を割り込んで2番底が消滅したことで、新たな底入れ確認は困難を極める公算で、今週末の米雇用統計の結果も見極めたいことから、当面は心理的節目である18,000円の大台を意識しながらの売買となりそうである。

新興市場のジャスダック平均は、200日移動平均線(2,610ポイント前後)を下値支持線とし、25日移動平均線(2,651ポイント前後)が目先の上値メドとなりそうで、マザーズ指数は、リスクマネーの避難先として逆行高を演じるなど、強い動きを示していることから、200日移動平均線(882ポイント前後)がサポートラインとして下値を支えそうだ。

本日の予想レンジ 18,100円~18,500円。(ストック・データバンク 編集部)

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