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【市況】欧州株高受け買い先行か、底堅い原油価格が支援


『米株式市場』


22日のNY市場は続伸。原油価格の底堅い値動きがエネルギー関連株を押し上げた。また、7-9月期国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比+2.0%にとどまり、改定値の+2.1%から下方修正されたが、米国経済は底堅いと見方が広がった。


足元では米株先物がプラス圏で推移しているほか、欧州株が堅調な値動きとなっていることを受け、米国株は買い先行の見通し。引き続き安値圏ながら底堅い原油価格が買いを支援する可能性がある。ただ、クリスマス休暇入りに伴い閑散商いが予想され、大きなトレンドは出にくい見通し。


経済指標は11月個人所得、11月耐久財受注、11月新築住宅販売件数、12月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値などが注目される。想定内の下振れなら売りは限定的となる見通しだが、個人所得は今後の消費の強さをみるうえで注視する必要があろう。

《TY》

 提供:フィスコ

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