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【市況】明日の株式相場見通し=大幅続伸の後受け一服、金融政策決定会合を注視

 あす(18日)の東京株式市場は、きょうまでの2日間で日経平均株価が合計787円と大幅上昇した反動に加え、週末のポジション調整の売りも想定されることから、日経平均株価は上昇一服となりそうだ。また、市場関係者の関心はあまり高くないものの、市場の一部には日銀の金融政策決定会合での追加緩和に期待する向きもある。

 市場関係からは「きょうは株価指数先物主導の上昇で、一時は心理的フシ目の1万9500円を上回る場面もあったが、後場に入ると利益確定の売りに押され次第に上昇幅を縮小した。上昇波動本格復帰の確率を高めるためには、25日移動平均線(1万9562円=17日)や、200日移動平均線(1万9504円=同)の奪回が必要となる」との見方が出ていた。

 日程面では、プリントシール機およびその関連製品の企画・開発・販売を手掛けるフリュー<6238>が東証1部へ、情報セキュリティー製品の開発・販売のアークン<3927>が東証マザーズへ、種苗の輸入販売並びに生花の生産および卸売のアートグリーン<3419.M>が名証セントレックスへそれぞれ新規上場する。

 このほかに、黒田日銀総裁の会見、11月の全国百貨店売上高、11月の粗鋼生産速報に注目。海外では、映画「スター・ウォーズ」7作目の世界同日公開が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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