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【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アゼアス、メディアS、ユークス (12月4日~10日発表分)


―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1 ユークス <4334>
 16年1月期の連結経常利益を従来予想の6.6億円→10.4億円(前期は5.6億円)に55.7%上方修正し、増益率が17.6%増→83.1%増に拡大する見通しとなった。

★No.2 山岡家 <3399>
 16年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.3倍の3.7億円に急拡大し、通期計画の4.9億円に対する進捗率は75.5%に達し、5年平均の36.0%も上回った。

★No.3 キタック <4707>
 15年10月期の経常利益(非連結)は前の期比37.1%減の1億4900万円に落ち込んだが、16年10月期は前期比22.8%増の1億8300万円にV字回復する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  上昇率  発表日 決算期 経常変化率

<4334> ユークス    JQ   +11.25   12/ 4   3Q   135.22
<3399> 山岡家     JQ   +7.58   12/ 4   3Q   126.99
<4707> キタック    JQ   +6.74   12/ 4 本決算    22.82
<4824> メディアS   東M   +5.08   12/ 7   1Q    黒転
<6757> OSGコーポ  JQ   +5.08   12/ 7   3Q    60.94

<3172> ティーライフ  東2   +4.12   12/ 4   1Q     -
<4627> ナトコ     JQ   +2.43   12/10 本決算    22.99
<3854> アイル     JQ   +1.74   12/ 4   1Q    97.56
<3161> アゼアス    東2   +1.39   12/ 9  上期    赤転
<9444> トーシン    JQ   +0.36   12/ 7  上期   4340.00

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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