【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … カナモト、巴工業、萩原工業 (12月4日~10日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 トップカルチ <7640>
15年10月期の連結経常利益は前の期比7.1倍の7.5億円に急拡大し、16年10月期も前期比7.9%増の8.1億円に伸びる見通しとなった。
★No.2 スバル <9632>
16年1月期の連結経常利益を従来予想の16.8億円→17.4億円(前期は18.1億円)に3.6%上方修正し、減益率が7.3%減→4.0%減に縮小する見通しとなった。
★No.3 カナモト <9678>
15年10月期の連結経常利益は前の期比0.5%増の161億円になり、従来予想の156億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7640> トップカルチ 東1 +5.63 12/ 4 本決算 7.86
<9632> スバル 東1 +2.56 12/ 8 3Q -3.53
<9678> カナモト 東1 +1.75 12/ 9 本決算 0.66
<6309> 巴工業 東1 +0.90 12/ 9 本決算 -21.90
<7856> 萩原工業 東1 +0.86 12/ 7 本決算 4.52
<8142> トーホー 東1 +0.75 12/ 7 3Q -14.35
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース