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2015年12月11日10時33分

【経済】中国:当局が復星グループ・郭董事長を拘束か、上海副市長失脚と関連


民営の大型コングロマリット、上海復星集団の郭広昌・董事長が中国当局に拘束されたもようだ。9日午後、上海空港で突然連行されたという。携帯電話もつながらず、「音信普通」となっている状態。同日夜には、ミニブログ「微博(ウェイボー)」上の郭氏の書き込みがすべて削除されたことが明らかとなり、さまざまな憶測を呼んでいる状況だ。一部では、汚職容疑で11月に解任された上海市前副市長の艾宝俊氏の案件に関連したもの??と報じられている。

9日夜の時点で、会社側からの正式なコメント発表はない。このため、郭氏自身に何らかの疑いがもたれているのか、当局の捜査に協力しているのか、詳しい状況は依然として不明だ。ただ一部メディアでは、グループCEO(最高経営責任者)の梁信軍氏が知人に対し、「(郭氏に)大事は起きていない」と語った??との情報も伝わっている。

復星グループを率いる郭氏は、“中国のバフェット氏”とも呼ばれる著名実業家。同グループは不動産、保険、鉄鋼、医薬品、小売、資源など幅広い事業を手がけ、傘下には復星国際(656/HK)や上海復星医薬(2196/HK)、国薬HD(1099/HK)など複数の上場企業を擁する。近年は海外でのM&Aを加速。特に保険、レジャー部門に力を入れ、14年以降、米保険会社メドウブルック・インシュアランス・グループや仏リゾート運営会社クラブメディテラネ(クラブメッド)などを相次いで買収した。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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