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【市況】原油安が商品相場全体への波及を警戒させる/後場の投資戦略


日経平均 : 19494.98 (-203.17)
TOPIX  : 1568.98 (-16.23)

[後場の投資戦略]

 原油相場の下落影響は限定的とみられていたが、商品相場への波及等が警戒されており、素材関連等へ売りが波及しているようである。また、中国・上海市場が軟調に推移していることも、投資家心理を悪化させており、ポジション圧縮の動きに向かわせているようである。その他、週末に先物オプションSQを控えるなか、権利行使価格の19625円及び19500円を下回ってきており、ヘッジに伴う売りも意識されている。
 日経平均は再び25日線を下回ってきており、26週線を試す展開になりそうである。26週線で踏ん張りをみせられれば、押し目拾いの好機として意識されそうだが、これを割り込んでくるようだと、13週線が位置する19000円処が心理的に意識されやすいだろう。押し目買いも入れづらく、直近IPOや中小型株などの一角に絞られそうである。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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