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【市況】今週の「特異日」カレンダー(12月7日-18日)


―アノマリーが語る「上げやすい日、下げやすい日」―

 ここでの「特異日」とは、日経平均の日足が前日比で上げた場合を「勝ち」、下げた場合を「負け」とした時、過去10年間で「7勝以上」「7敗以上」の偏りを示す、経験則上、上昇・下落しやすい日を指します。

 前週は12月1日(火)に「8勝2敗」、2日(水)に「7勝3敗」、3日に「8勝2敗」(木)とプラスの特異日が3日連続する注目の週でしたが、1日におよそ3ヵ月ぶりとなる2万円の大台回復を果たしました。しかし、ここが目先の天井となり、2万円乗せは「一日天下」で終わります。週末4日には下げ幅が400円を超す大幅安となりました。

 今週(12月7日-11日)の特異日は、2勝8敗の10日(木)の1日のみです。ただ、翌11日(金)はメジャーSQと新月が重なるタイミングであるだけに、十分に警戒を要する必要があります。

 また、翌週(14日-18日)は、16日(水)、18日(金)にマイナス、プラスの特異日が訪れ、方向感の乏しい1週間を予感させますが、スケジュール面に目を移すと様相は一変します。14日(月)に日銀短観、16日(水)にFOMCの結果発表(日本時間17日未明)、18日(金)に日銀決定会合の結果発表と相場に大きな影響を及ぼすビッグイベントが連続し、年末相場最大の正念場を迎えることになりそうです。

△【 7勝以上 】
  12月18日(金) ○7-●3:日銀決定会合の結果発表
▲【 7敗以上 】
  12月10日(木) ○2-●8:翌11日がメジャーSQ、新月
  12月16日(水) ○3-●7:FOMC結果発表

※○は「勝ち(前日比プラス)」、●は「負け(前日比マイナス)」を表し、例えば「○7-●3」は7勝3敗を意味します。

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