市場ニュース

戻る
 

【市況】NY株式:ダウは91ドル高、主要小売決算を好感


20日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は91.06ドル高の17823.81、ナスダックは31.28ポイント高の5104.92で取引を終了した。セントルイス連銀総裁が利上げに積極的な発言をしたことで利上げ時期への不透明感が払拭され、買いが先行。堅調な主要小売決算を受けて、アパレル銘柄を中心に買いが広がり、終日堅調推移となった。セクター別では、耐久消費財・アパレルや小売が上昇する一方でエネルギーや食品・飲料・タバコが下落した。

アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は決算内容が好感され大幅上昇。検索大手のアルファベット(GOOGL)はソフトウェアのVMウェア(VMW)の共同創業者であるグリーン氏をクラウド部門の責任者に任命し、堅調推移。スポーツ用品のナイキ(NKE)は大規模な自社株買いと増配、株式分割を発表したことで、買われた。半導体のインテル(INTC)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。

今週、S&P500指数は3.3%の上昇となり、今年最大の週間上昇率を記録した。

Horiko Capital Management LLC

《NO》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均