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2015年11月18日07時29分

【市況】17日の米国市場ダイジェスト:ダウは6ドル高、小売企業決算を好感も原油安が重し


■NY株式:ダウは6ドル高、小売企業決算を好感も原油安が重し

NYダウ       ナスダック
終値 :17489.50  終値 :4986.02
前日比:+6.49    前日比:+1.40
始値 :17486.99  始値 :4991.71
高値 :17599.33  高値 :5023.45
安値 :17451.41  安値 :4975.74

17日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は6.49ドル高の17489.50、ナスダックは1.40ポイント高の4986.02で取引を終了した。10月の消費者物価指数が3ヶ月ぶりに上昇に転じた一方で、鉱工業生産指数が予想を下振れ、朝方は小動きとなった。小売企業決算などを受けて一時上昇する場面もあったが、軟調な原油相場が嫌気され、上値の重い展開となった。セクター別では、食品・生活必需品小売や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で公益事業やエネルギーが下落した。

ホームセンターのホーム・デポ(HD)は好決算を発表して上昇。ディスカウントストアのウォルマート(WMT)は業績見通しが予想を上回り、堅調推移となった。また、明日に決算発表を控える競合のターゲット(TGT)も買われた。一方で、建設機械のキャタピラー(CAT)は中国における需要鈍化懸念が拡大し、下落した。

16日公表された四半期報告書によると、著名投資家のカール・アイカーン氏はオークションサイト運営のイーベイ(EBAY)からスピンオフした決済サービスのペイパル(PYPL)を9月末時点で保有していることが明らかとなった。一方で、イーベイは全て売却しており、ペイパルへの強気な姿勢が伺える。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:ドル・円は123円43銭、米インフレの上昇で年内の利上げ織り込むドル買い

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円19銭から123円49銭へ上昇し、123円43銭で引けた。米国の10月消費者物価指数の上昇を受けて、利上げ観測を受けたドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.0677ドルから1.0630ドルまで下落し、1.0644ドルで引けた。ドイツでのテロの思惑、プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事のハト派発言を受けたECBの追加緩和観測に伴い、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、131円64銭から131円22銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.5190ドルから1.5239ドルへ上昇した。英国の10月消費者物価指数を受けて、「インフレが底入れした」との見方にポンド買いが再燃。ドル・スイスは、1.0124フランから1.0171フランへ上昇した。


■NY原油:反落で40.67ドル、ドル高や米在庫統計への警戒感から売り優勢

NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:40.67↓1.07)。41.76ドルから40.58ドルまで下落した。オランド仏大統領がシリアのIS拠点攻撃で、米国はもとより、ロシアとも軍事的連携を強化する方針を表明。オバマ米大統領(24日)、プーチン・ロシア大統領(26日)との会談も発表される動きが、一時原油の買いにつながったもよう。

しかし、米12月利上げ観測拡大を受けたドル高に、割高感が強まったこと。また、17日の取引終了後に発表される全米石油協会(API)の週間統計、18日発表予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)での在庫増警戒から、原油の売りが優勢になった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  17.43ドル +0.010ドル(+0.06%)
モルガン・スタンレー(MS) 33.59ドル -0.460ドル(-1.35%)
ゴールドマン・サックス(GS)190.45ドル -1.530ドル(-0.89%)
インテル(INTC)      32.64ドル +0.540ドル(+1.68%)
アップル(AAPL)      113.69ドル -0.490ドル(-0.42%)
グーグル(GOOG)      725.30ドル -3.660ドル(-0.50%)
フェイスブック(FB)    105.13ドル +1.090ドル(+1.05%)
キャタピラー(CAT)     69.39ドル -1.010ドル(-1.43%)
アルコア(AA)       8.28ドル -0.015ドル(-0.18%)
ウォルマート(WMT)     59.92ドル +2.050ドル(+3.54%)
スプリント(S)       4.40ドル +0.180ドル(+4.27%)

《NO》

 提供:フィスコ

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